熾烈な戦いが続く2024/25欧州チャンピオンズリーグ。リーグフェーズが終了し上位8チームが確定した。ノックアウトフェーズに向け、ノックアウトフェーズプレーオフも始まるなど、終盤に向けて盛り上がりも加速していくが、個人得点ランキングも見逃せない展開が続いている。今回はリーグフェーズ終了時点での欧州チャンピオンズリーグ得点ランキングを振り返ってみたい。
【コラム】トップ8は熾烈な争い CLリーグフェーズ中間振り返り
まずは、5位T-4位まで。
【8位T-4位】
5位T:フリアン・アルバレス
【6得点/FW/アトレティコ・マドリード/アルゼンチン出身】
5位T:ビクトル・ギェケレシュ
【6得点/FW/スポルティング/スウェーデン出身】
5位T:ハリー・ケーン
【6得点/FW/バイエルン・ミュンヘン/イングランド出身】
5位T:アントワヌ・グリーズマン
【6得点/FW/アトレティコ・マドリード/フランス出身】
5位T:フロリアン・ビルツ
【6得点/FW/レーバークーゼン/ドイツ出身】
5位T:アーリング・ハーランド
【6得点/FW/マンチェスター・シティ/ノルウェー出身】
5位T:ジョナサン・デービッド
【6得点/FW/リール/カナダ出身】
4位: ビニシウス
【7得点/FW/レアル・マドリード/ブラジル出身】
続いて、上位3人を3位からお届け。
3位:ラフィーニャ
【8得点/FW/バルセロナ/ブラジル出身】
レバンドフスキと共にチームを勝利に導くブラジル人フォワード。第2節のヤングボーイズ戦で今シーズン初ゴールを上げると、第3節の強豪バイエルン・ミュンヘン戦では、開始1分でゴールすると、45分、56分と立て続けにゴールを上げてハットトリックを達成する。今後の流れを決めたと言っても良い3発の後も、第4節のレッドスター戦、第6節のドルトムント戦でゴール。そして、打ち合いとなった第7節のベンフィカ戦では、試合終盤の90+6分に試合を決める2点目を挙げている。
1位T:ロベルト・レバンドフスキ
【9得点/FW/バルセロナ/ポーランド出身】
ブンデスリーガで7度の得点王に輝いたポーランドの英雄は、欧州チャンピオンズリーグでも2019ー20シーズンに得点王に輝いており、通算得点でもクリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシ次ぐ3位につけている。今シーズンもその得点力は健在で、チームの全28得点のうち実に9得点を挙げている。第2節のヤングボーイズ戦、第4節のレッドスター戦、第5節ブレスト戦、第7節ベンフィカ戦と4試合で2ゴールをを上げており、その爆発力でチームをけん引している。
1位T:セール・ギラシ
【9得点/FW/ドルトムント/ギニア出身】
シュトゥットガルトからドルトムントに移籍して初年度。リーグ戦でもゴールを挙げているが、欧州チャンピオンズリーグでは、より強烈な光を放っている。第1節のクラブ・ブリュージュ戦で終盤90+5分にゴールを挙げると、7-1と大差で勝利した第2節のセルティック戦では2得点。第6節のバルセロナ戦では2対3と敗れた一方、ギラシは2得点と孤軍奮闘。第7節のボローニャ戦もギラシは1得点を挙げるがチームは敗戦した。第8節のシャフタル・ドネツク戦は好調を維持し2ゴールを挙げ、チームも勝利。結局チームは10位で終え、プレーオフに回ったが、その分、得点王のチャンスはまだ残されている。チームを救うゴールを量産できるか、注目したい。