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かつて名古屋グランパス、川崎フロンターレに在籍していたMFジョアン・シミッチは、MFディエゴ・ピトゥカ(元鹿島アントラーズ)とともにサントスのブラジル1部リーグ昇格に貢献。しかし、ブラジル代表FWネイマールのサントス復帰もあり、今冬移籍やJリーグ再挑戦の可能性があるという。
現在31歳のシミッチは、2019年から2シーズンにわたり名古屋でプレーしたほか、2021年から川崎に在籍。2023シーズンもリーグ戦30試合に出場していたが、同シーズン終了後にサントスへ移籍している。
そのサントスとは加入時に1年契約を結んでいたが、2024シーズン序盤からピトゥカとのボランチコンビで存在感を発揮。2024年5月に2025シーズン終了後までの契約延長で合意すると、その後もファビオ・カリーレ前監督のもとでコンスタントにプレー。リーグ戦33試合の出場で1アシストと結果を残した。
そんなシミッチの去就を巡っては、ブラジルメディア『Bola Vip』が1月7日の時点で「日本の4クラブがシミッチの獲得調査を行っている」とリポート。選手本人は現時点でJリーグで再びプレーすることに興味を示していないという。
ただ同メディアは1月30日に「サントスはネイマールの獲得により、大幅なメンバー再編を行う予定。一部選手はある程度公式戦でプレーしているにもかかわらず、残留が保証されていない」など、同クラブ所属選手の去就を特集。シミッチについて「サントスから退団の打診を受けている。彼にはブラジル国内クラブのみならず、国外クラブも関心」とした上で、こう伝えている。
「日本のクラブから問い合わせが来ている。ここ数週間にわたり、多くの日本国内クラブがシミッチの契約状況について知るべく、彼の代理人に接触してきた。まだ正式なオファーはない」
「シミッチはサントスへ移籍して以降、ブラジル国内クラブから複数の問い合わせを受けている。ボタフォゴFR、グレミオ、コリンチャンス、パルメイラスが接触してきた。ここ数週間では、リオデジャネイロのクラブからの問い合わせもあった。シミッチ本人はサントス残留を望んでいるが、クラブでの将来は不透明だ」