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トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)が、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)に所属するU-21フランス代表FWマティス・テル(19)の獲得に動き出したようだ。
スタッド・レンヌ(フランス1部)でプロキャリアをスタートさせたテルは、2022年夏にバイエルン入り。アスリート能力の高さや空中戦の強さを武器に今季はここまで公式戦13試合に出場しているが、不発の状況が続いている。
そのテルは当初こそバイエルン残留を望んでいたとされているが、出場機会を求めて今冬での移籍を決断したと複数メディアが報道。そのなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、トッテナムはバイエルンと移籍金6000万ユーロ(約96億1000万円)で口頭合意に至ったという。
また、テルはクラブ間合意の報告を受けたものの、トッテナムからのオファーを受け入れるかの最終決定を下していないとのこと。さらに、バイエルンのレジェンドになりたいと公言している同選手は完全移籍でクラブを去るのか、レンタル移籍を選ぶのかも決めていないようだ。
なお、フランス人ストライカーにはフランス代表FWクリストファー・エンクンクとのトレードが取り沙汰されているチェルシー(イングランド1部)と、コロンビア代表FWジョン・テュランが移籍するとの見方が強まっているアストン・ビラ(同1部)もバイエルンと交渉を行っているようだ。