■水道局は「LUUPに依頼中」と説明
メーターボックス付近に物を置く行為について、仙台市水道局の営業課・担当者は「こちらの設備は、水道の使用量の確認や、水道料金の計算に必要な物です。そのため、この上に物を置くと使用量確認の検針が円滑に行えなくなります」と、指摘する。
また、どうやらLUUP側でも今回のケースを深刻に受け止めているようで、話題のポスト投稿と前後し、LUUPから水道局に問い合わせがあったことが判明。
伊藤氏のポストにもあったように、問題となった場所の水道メーターは、現在では適切な状態となっていることが明らかになった。
また、水道局の担当者は「当該の場所以外にも、検針の妨げとなる場所にポートを設置しないよう、LUUP様にご依頼をさせて頂いております」と、他エリアの状況についても説明している。
LUUP側では27日、公式サイトより「ポートの設置場所について」と題した「おしらせ」を公開。
その内容は「SNS上でご指摘頂いておりました、水道メーターボックス上にマットを敷設した当社のポートについて、本日当該メーターボックス部分のマットを撤去し、ポートを縮小いたしました」
「なお、当該水道メーターボックスは実際には使用されていないものであることを確認しておりますが、関係機関とも扱いについては協議してまいります」
「当社では、本件に限らず、これまでのご指摘を重く受け止め、ただいま全国約11,600ポートの全件について現地点検を進めており、その結果を受け必要な対応を取ってまいります」というものであった。