ランボルギーニの高性能電気自動車(HPEV)シリーズのの2つのバリエーションが、中東の人々に披露される

ランボルギーニ自動車は2025年1月22日(火)、ドバイの高級会場である「未来博物館 (The Museum of the Future)」で、ランボルギーニの顧客とメディアに新型「テメラリオ」を公開した。特別に招待された300人以上のゲストが、ランボルギーニの最新スーパースポーツカーに「マルハバ (こんにちは)」を捧げた。

ランボルギーニ経営陣の上級代表がUAEとGCC地域からの顧客を歓迎し、ゲストはテメラリオの2つのバリエーションと、「フォリクラッセ (卓越した、独自のクラスの意)」と呼ぶにふさわしいその技術的、性能的革新に触れる機会を得た。この最新のハイブリッドモデルは、ステファン・ヴィンケルマン社長兼CEOを含むランボルギーニ自動車幹部によって正式に発表された。

ステファン・ヴィンケルマンCEOは「ランボルギーニはその革新性、パフォーマンス、紛れもないデザインで知られる、象徴的で世界的に賞賛されるブランドです。中東は我々にとって重要な地域であり、大胆な野心と進歩を体現する都市であるドバイでテメラリオをデビューさせることができるのは光栄なことです。この瞬間は、世界中の目の肥えたお客様やエンスージアストの皆様に比類ない体験をお届けするという私たちのコミットメントを再確認するものです」と話した。

ツインターボV8ハイブリッドパワートレインを搭載し、パフォーマンス、ドライビングプレジャー、快適性の概念そのものを再定義するテメラリオは、レヴエルトに続いて中東市場に参入するランボルギーニ高性能電動車(HPEV)シリーズの2番目のモデルであり、ウルスSEの市場デビューに続いてサンタガタ・ボロニェーゼのラインアップのハイブリッド化を完成させるものだ。

テメラリオは、クラス最高峰のパフォーマンスにより、スーパースポーツカー・セグメントの新たなベンチマークとしての地位を確立。新しいハイブリッドパワートレインは、まったく新しいツインターボV8エンジンと3つの電気モーターを組み合わせ、合計920CVの出力を提供する。

このツインターボV8エンジンは、サンタアガタ・ボロニェーゼでゼロから設計・開発されたもので、10,000rpmに達することができる最初で唯一の市販スーパースポーツカー用エンジンだ。最高速度は340km/hを超え、0-100km/h加速はわずか2.7秒となっている。

新型ランボルギーニ・テメラリオのクリーンシートのデザインを直接見たのち、ゲストはランボルギーニのアド・ペルソナムプログラムで利用可能な、事実上無限のパーソナライゼーションオプションの展示も見学したという。

ついにドバイ上陸! 「ランボルギーニ・テメラリオ」を中東の顧客たちにお披露目へ
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

文・E VOLANT web編集部/提供元・CARSMEET WEB

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