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ジュピラー・プロ・リーグのシント=トロイデンが、2024シーズンJ2リーグの得点王でジェフユナイテッド市原・千葉に所属する24歳のFW小森飛絢との契約に迫っていることが、ベルギーのメディア『Get Football』で報じられた。
シント=トロイデンはオーナーが日本企業であり、過去に数多くの日本人選手を獲得してきた経緯から、この移籍は特段驚くべきことではないとしている。カナリアス(シント=トロイデンの愛称)は、小森が同クラブのFWアドリアーノ・ベルタッチーニと共にプレーし、リーグ残留に必要な得点をもたらしてくれることを期待しているようだ。
小森は2022シーズンから在籍する千葉で、通算78試合に出場して37ゴールを記録。そのうち23ゴールは2024シーズンJ2リーグで挙げたものだ。さらに、同シーズン38試合で3アシストを記録しており、その得点力と攻撃への貢献度が評価されている。
日本からのストライカー獲得でも実績があるシント=トロイデンだが、今2024/25シーズンは日本人フォワードがいない珍しいシーズンであることも注目点の1つである。
加えて、シント=トロイデンは、ジュピラー・プロ・リーグのアントワープとコルトレイクに所属したFWディディエ・ランケル・ゼとの契約も近く発表する見込みであり、シーズン後半戦のチーム戦力強化に向けた動きが活発化しているようだ。