こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

本日も衆議院補欠選挙・東京15区における有力予定候補が出馬表明記者会見を行い、これでだいたい構図が固まった(有力候補が出揃った)と見られています。

小池百合子知事が全面バックアップする予定候補の記者会見では、全面的に知事及びその政党のポスターが展開され、それを背にしながら

「無所属です。キリッ」

と断言する姿にはある種の清々しさを感じるとともに、選挙における「無所属」とは一体なんなのかということを考えさせられる一幕です。

どの政党から応援・支援を受けていようとも、選挙の届け出書類で無所属と出せば選挙における扱いや報道は「無所属」となります。

まあ選挙戦略においてどういう立場を選択するかは、メリット・デメリットがあるので各陣営が判断することではあります。

とはいえ特定政党・政治団体の党籍を明らかに持っている人物が「無所属」を強弁するのは、さすがに「産地偽装」ではないかとの指摘はもっともです。

このあたりも含めて、有権者がどのような判断をされるのか。

そして記者会見で「自民党とカネ」の問題を舌鋒鋭く批判していた予定候補者に、本当に自民党は推薦を出すつもりなのか。出すとすればずいぶん情けないを通り越して、野合も良いところではないか。

今日の記者会見で構図が固まったと言うより、より見通しが不透明になったという印象を私は受けています。

ファーストの会Xより(編集部)