「週刊文春」の先週号は、いささか不可思議でした。「小池知事の8年を完全検証する」というのがトップだったのですが、ほとんど目新しい内容はありませんでした。
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週刊文春7月11日号
そもそも文春砲はカイロ大学問題で関係者の証言をスクープして、出足は良かったのですが、小池知事に有利な証言も出てくるとか、飯山あかりさんがさんざんにこき下ろしたアラブ語の能力もかなり高いという専門家の評価も相次ぎ、空振りになっていたのです。
そこへいまさら、総括的な記事でしたから迫力ゼロ。どうしたのかと思ったら、迫力満点の記事が2つあったのです。 文春砲が不発弾をぶっ放しました。
「名物OB山下晋司(67)が“園遊会某重大事件”で宮内庁に直言 『天皇陛下に新形式のご提案を』」という記事と、「《英国での行事出席率41%》雅子さま『本当のご体調』」という記事です。