スズキ・ジムニー・シエラに楽ナビとスピーカー&ウーハー、ドラレコを搭載!
クルマは移動するプライベート空間であると同時に、家族のための団欒のスペースであることを実感することになった。
というのも、個人的に最新のジムニーシエラを購入した。申し込んでから1年8ヶ月待ちという難産だったこともあり、いつ納車されるか分からず、すると、こだわるオーディオ関係が型遅れかもしれない可能性を否定できず、カーナビスペースを空けたままの無垢の状態で購入。晴れてパイオニア「カロッツェリア」でフル装備を完成させたのが先日のこと。それがジムニーシエラを快適な空間に育てたというわけである。



カーナビは、通信でつながる楽ナビの「AVIC-RQ721-DC」にした。これがことさら大正解だった。車内がWi-Fiスポットになるから、スマホに収納していたアプリや動画コンテンツが再現できる。 小さなスマホじゃ再現できない動画のディテールまで確認できる。スポーツ観戦することが少なくないのから、とても助かるのだ。

AVIC-RQ721-DC(ネットワークスティック同梱・1年間無償使用権付き) 実勢価格:17万円前後

もっとも嬉しかったのは、家族との会話ができることだ。スマホは個人の世界に没入できるけれど、それが家族の隔たりを生む。いつのより家族の会話が増えたような気がする。子を持つ父親として嬉しい。




通信だから、カーナビに収納されていない情報も検索できる。ランチのためのラーメン屋やレストランなどは最新情報が必要なわけで、通信でなければ古い情報しか得られない。大いに助かるのである。
そんなだからもちろん、地図は最新にアップデートされるし、思いついたキーワード検索が可能だ。そもそも解像度が高いから、車線や右左折のポイントなど鮮明だから走りやすい。


一方で個人的に嬉しいのは、オーディオが素晴らしいことだ。今回はせっかく買った新車のジムニーシエラを個人的な空間にするべく、少々奮発してフル装備にした。音質はCDなどよりさらに高解像度なハイレゾだから、楽器や声が粒立って耳に届くのだ。スピーカーは「TS-C1630S II」を組み込んだ。ツイーターもセットだから、再現性には不満はない。


ちなみに、振動板や磁気回路にも細工がしてあるようで、音質は期待以上だった。しかも贅沢にもウーハーも投入したのだから最高に違いない。「TS-WX400DA」を助手席の床下に組み込んだ。カロッツェリアのそれはサブウーパーのユニットを下に向けて放射する。ダブルファイアリンク方式というらしい。ウーハーらしい重低音が室内に響く。


しかも嬉しいのは、イコライザーがリモコンで操作することができる点だ。低音部の周波数を変えることで、イメージ通りの音を再現できるのだ。
実はこのウーハーは、デザイン的に気に入っている。いかにも力強い音を響かせるようなタフなイメージだからだ。だが、シート下にピッタリと格納されているので、人目につかないのが残念なところだ。
そもそもジムニーシエラはオフロード性能が個性の源だから、時には泥濘地や河を走ることもある。そんなオーディオにとって過酷な環境とはいえ、タフなウーハーならば不安はない。
むしろ、キャンプサイトや山河に遠出することが多いわけで、そんな時には通信が充実した楽ナビは都合がいいし、快適な音や映像に包まれて移動できるのは嬉しいものだ。1年8ヶ月待ったジムニーシエラは、小さいながら家族のための大きな動くリビングになりつつある。


そんなに可愛く育った愛車を守るために、最近のドライブレコーダーを組み込んだことはいうまでもない。
パイオニアカロッツェリアのHPはコチラ
木下隆之さんのYouTubeでも紹介していただいております
文・木下隆之/提供元・CARSMEET WEB
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