1月中旬にブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが左ひざの前十字じん帯を損傷したアーセナル(イングランド1部)は、今冬の移籍市場でストライカーの補強を画策しているようだ。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、アーセナルはアストン・ビラ(イングランド1部)に所属するイングランド代表FWオリー・ワトキンス(29)の獲得に向けて公式オファーを提示したという。
移籍金は6000万ポンド(約116億7000万円)前後だったというが、ビラはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の重要な試合を控えている中でのタイミングだったこともあり、このオファーを拒否したとのことだ。
母国のエクセター・シティ(イングランド3部)でプロキャリアをスタートさせたワトキンスは、ブレントフォードでのプレーを経て、2020年夏にビラに加入。今季は抜群のシュートセンスとチャンスメイク能力の高さを武器にプレミアリーグ23試合に出場して10ゴール5アシストを記録している。
なお、アストン・ビラはアーセナルとチェルシー(イングランド1部)からの注目を浴びているコロンビア代表FWジョン・デュラン(21)にも退団の可能性が浮上。今季のプレミアリーグ20試合で7ゴール5アシストを記録している同選手は移籍金7500万ユーロ(約121億2000万円)でアル・ナスル(サウジアラビア1部)移籍が近づいているとみられている。