高山一実氏が語る「推し活」の可視化と投資目線
発表会後半には、元アイドルでありながら小説家や絵本作家としてクリエイター活動も行う高山一実氏が登壇。自身が「推し活」や宝塚歌劇団の応援を続けるファンとしての視点、さらに暗号資産や金(ゴールド)への投資に関心を持つ投資家としての視点を交え、Web3の可能性を語った。
「今まではファン同士でSNSを使って情報を共有するしかなかった。ブロックチェーンを使うことで、自分の“推し”にどれだけ貢献したかを自動的に記録し、周りに示すことができるのは面白い。しかも投資の面で見ると、暗号資産は金との連動性など、まだ研究余地がある分野だと感じる。以前のように『暗号資産は怖いよね』と敬遠される時代は超えたのではないか」
と高山氏はコメント。自らもビットコインの相場を日々チェックしているというエピソードを披露し、Web3やNFTがエンタメ業界に新しい“推し活”や価値の共有をもたらす可能性に期待を寄せた。ただし、ユーザーが実際にWeb3のサービスを使いこなせるかどうかはUI/UX次第で、S.BLOXのような分かりやすいアプリケーションが広まることを望むとの意見も示した。