パナマ運河が米国の安全保障に直結していると考えるトランプ氏はパナマ運河の「奪還」を辞さない決意を就任式で表明しています。

そもそもパナマという国は、米国がパナマ運河を建設するためパナマ人による革命を支援し、コロンビアから分離独立させたことによって誕生しました。

パナマ運河の建設が終わった後も米国は管理権を持っていましたが、現地民からの抗議運動が活性化したこともあり、1977年に米国とパナマは条約を締結し、1999年に完全返還がなされました。