スタッド・ランス所属の日本代表MF伊東純也らは2024年、「性加害を受けた」と主張する虚偽の刑事告訴でスポンサー契約打ち切りなどの損害を受けたとして、女性2名に約2億円の損害賠償を請求。女性2名を逆告訴していいたが、検察審査会は不起訴相当と議決したという。
伊東は2024年1,2月のAFCアジアカップ開催期間中の性加害疑惑報道により、代表チームから途中離脱。女性の主張は虚偽だとして選手側も告訴するなど、全面対決の様相を呈していた。しかし大阪地検が同年8月に双方を嫌疑不十分で不起訴処分にすると、9月の最終予選で代表チームへ復帰している。
一部サッカーファン等からは女性側の敗訴を望む声も挙がっていた今回の裁判だが、報道によると検察審査会は2025年1月23日付けで不起訴相当と議決。検察による女性らへの再捜査は行われないことになったという。
この報道を受けて、ネット上では「密室で証拠がない場合、不起訴は仕方ない」「伊東側が、何もしていないという事を明白に証明するのが難しいということだろう」などと、一定の理解を示すコメントが挙がっている。
ただ一方で「伊東純也は事実無根で代表離脱やスポンサー契約の打ち切りと課題な社会的制裁を受けているけど…」「片方だけが顔も名前も明かされてスポンサー契約を失い、世間から批判され日本代表から外されるという社会的制裁を受けたのはどうしてもモヤモヤする」など、不公平さを感じる同選手のファンやサッカーファンも一定数存在する。