■日本の成人の約9割が…
「鼻中隔」は鼻の左右を分けている壁で、軟骨と硬い骨の板でできている。成長の段階で顔の発育とともに鼻も発育するが、鼻の成長スピードのバランスが悪いと、鼻中隔が湾曲してしまう。じつに日本の成人の約9割が、鼻中隔が湾曲しているともいわれている。
これには、博多華丸やゲストの夏菜も「えーっ」と声をあげて驚く。
東京慈恵会医科大学教授で耳鼻科医の鴻信義氏によると、湾曲は日本人特有ということではなく、万国共通で湾曲が起こっているとのこと。
ただ、全員に治療が必要というわけではなく、「いつも同じ側の鼻が詰まる」「口呼吸やいびきでうまく眠れない」といった症状がある場合に治療の適用になるという。