ジョルジーニョ 写真:Getty Images

 アーセナル日本代表DF冨安健洋とチームメイトのイタリア代表MFジョルジーニョは以前、セレッソ大阪移籍が噂されたことで話題に。Jリーグ挑戦の可能性は不透明とみられるが、アーセナル退団に向かっているという。

 同選手の去就を巡っては、米メディア『ESPN』が1月でアーセナルを退団する可能性や、パルメイラスなどブラジル国内複数クラブとの交渉を報道。一部ではC大阪と関係者の接触も取りざたされていた。

 一方でブラジルメディア『ge』は1月22日に「ジョルジーニョとブラジル1部CRフラメンゴの移籍交渉は冷え込んでいる。合意まで程遠い」とリポート。クラブは3年総額1000万ユーロ(約16億3000万円)でオファーを提示も、選手サイドは3年総額1300万ユーロ(約21億2000万円)を求めているとみられていた。

 しかしブラジル人ジャーナリストのレナン・モウラ氏は26日、イタリア代表MFの去就について「アーセナル、ジョルジーニョをブラジル1部CRフラメンゴへ無償で放出することにより合意」と報道。「CRフラメンゴは選手サイドと年俸など条件面の交渉を進めている。アーセナルは選手サイドの希望を理解しており、2025年6月で契約が切れるため、放出を決断した」と伝えている。

 現在33歳の同選手は、エラス・ベローナ、ナポリ、チェルシーなどを経て、2023年1月31日にチェルシーからアーセナルへ完全移籍。2024年5月には契約延長が公式発表されたものの、2024/25シーズンはここまでプレミアリーグでスタメン出場6試合と控え要員に甘んじている。