とはいえ、片面は崖なんですけどね。右手の崖は「仙人の屏風岩」と呼ばれる景勝地。こちらも阿蘇山の溶岩が削られてできた柱状節理で形成されています。
岩場の木々は赤く染まっていて初冬でしたがまだまだ見ごろ。楽しい峡谷散歩となりました。
向こうに新旧三本の橋が見えてきました。一番低い場所にあるのがコンクリートと石で作られた神橋。その上に架かるのが高千穂大橋で平成15年に完成したその奥にある白い橋が神都高千穂大橋です。三本のアーチ橋が一堂に見られるというのはなかなか珍しい場所ではないでしょうか。
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三橋の中でも最も古い神橋。
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神橋から望む峡谷美。
高千穂峡の入り口まで戻りました。高千穂は九州の山深い場所にありますが、それでも真名井の滝やこの紅葉を見ようと多くの観光客が押し寄せていました。今は静かな冬を迎えたことと思いますが、春は深緑も見事と聞きます。また季節を変えて神秘的な真名井の滝や峡谷美を見にこの地を訪ねてみたいと思いました。
編集部より:この記事はトラベルライターのミヤコカエデ氏のnote 2024年12月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はミヤコカエデ氏のnoteをご覧ください。