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川崎フロンターレ所属の日本代表DF高井幸大には、トルコ1部トラブゾンスポルからの関心が報じられている。DF冨安健洋(アーセナル)に匹敵する逸材の去就に注目が集まる一方、MF本田圭佑(無所属)の実兄であり、代理人として知られている本田弘幸氏のSNS投稿も話題を呼んでいる。
以前から海外移籍が期待されている高井。オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストは、2024年11月10日の時点で「彼は日本で最も才能のあるDFのひとり。まだ20歳だが、すでに豊富な経験がある。この冬に彼がヨーロッパへ移籍しないならば、ショックを受けるだろう」と評価していた。
また2024年12月27日には、ユベントスの専門メディア『Juve Media』がイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』の報道内容を引用する形で、「ユベントスが日本の神童、タカイの動向を注視。ユベントスは彼と契約し、経験を積ませるためにレンタル移籍させるかもしれない」と報じていた。
トルコメディア『gunebakis』は1月27日にトラブゾンスポル移籍の可能性を報道。「タカイは移籍に前向き」「すでにクラブと接触」などと伝えたほか、『61saat』は欧州の下位・中位リーグの複数クラブが同選手の動向を注視している可能性を伝えている。
そんななか、サッカー選手のエージェント会社『エロエ株式会社』の代表である本田弘幸氏は27日にXを更新。日本国旗の絵文字、右矢印、トルコ国旗の絵文字をアップすると、「That‘s far from the truth.」(それは真実から程遠い)と投稿。高井が同社の顧客であるだけに、ネット上では「高井のトラブゾンスポル移籍報道を否定したのでは?」などの声が湧き起っている。
エロエ社は日本代表GK谷晃生、DF中山雄太(いずれも町田ゼルビア)など、様々な日本人選手のエージェント業務を担当。MF守田英正(スポルティングCP)は2025年1月7日までに同社から『CAA Base』に代理人を変更している。