アルピーヌが東京オートサロン2025にパフォーマンスを徹底追求したアルピーヌA110Rチュリニ、グランツーリスモのA110GT、全日本ジムカーナ選手権チャンピオンマシンのA110Rを出展。A110Rチュリニには発売したばかりの新オプションの軽合金鍛造ホイール「O.Z ESTREMA FORGIATA ALPINE A110」を装着
アルピーヌ・ジャポンは2025年1月10日、東京オートサロン2025において特別仕様車のアルピーヌA110Rチュリニ(Turini)と通常モデルのA110GT、ジムカーナマシンのEXEDY 71RS A110Rを出展した。
展示車の特徴を紹介していこう。
ブルーレーシングマットのボディカラーを纏ったA110Rチュリニは、F1を始めとするモータースポーツで培ったノウハウを活かしてエアロダイナミクスを突き詰め、同時に車体をさらに軽量化したうえで専用シャシーを導入した、A110シリーズのなかで最もラディカル(過激)なモデル。外装にはカーボンパック(フロントボンネット、ルーフ、サイドスカート、リアフード、リアディフューザー)や専用エアロキット(フロントスプリッター、スワンネックマウントカーボン製リアスポイラー)、前輪ブレーキクーリングダクト、二重構造デュアルエキゾーストなどを標準装備。内装にはマイクロファイバー仕上げのルーフトリム/ダッシュボード/センターコンソール/ドアパネル/ステアリングやSabelt製フルカーボン軽量モノコックバケットシートおよびSabelt製6点式レーシングハーネスなどを組み込む。また、展示車には1月9日に発売したばかりの新オプションの軽合金鍛造ホイール「O.Z ESTREMA FORGIATA ALPINE A110」(前7.5J×18/後8.5J×18)を装着。純正の鍛造ホイール比でフロントが-1.1㎏の7.9㎏、リアが-0.9㎏の8.5㎏と大幅な軽量化を果たし、かつホイール自体をダークグラファイトに塗装して足もとの存在感を高めていた。
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一方でアシエメタルMのボディカラーを纏ったA110GTは、シリーズのラグジュアリースポーツ志向モデルに位置。内装にはレザー表皮のSabelt製スポーツシートやブリリアントカーボン/アルミ/レザーインテリア、FOCAL製軽量4スピーカー+軽量サブウーファー、収納ボックスなどを専用で装備する。展示車はFUCHS製18インチ鍛造アロイホイールやイエローキャリパー、ブラックレザー/マイクロファイバーパック/グレーステッチといったオプションアイテムを組み込んでいた。
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そしてEXEDY 71RS A110Rは、レーシングドライバーの山野哲也選手が駆って2024年JAF全日本ジムカーナ選手権のPE1クラスチャンピオンを獲得した競技車両。ベース車両はA110Rで、ジムカーナのPE1クラスに準拠した装備と専用開発のエアロパーツを配したうえで、ブラックのボディカラーを基調にピンクとブルーの幾何学なペイントを纏ってラギッドかつ存在感満点のスタイリングに仕立てている。なお、山野選手はA110で3年連続、しかもJAF全日本ジムカーナ選手権で通算24回のチャンピオンを獲得している。
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文・大貫直次郎/提供元・CAR and DRIVER
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