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ガンバ大阪と3年間のフットボール戦略パートナーシップ契約を結んでいるオランダ1部アヤックスには、オランダ代表FWブライアン・ブロビーをウェストハム・ユナイテッドへ放出する可能性が浮上。同国のジャーナリストからは、ブロビーの後釜候補として、FW宮代大聖(ヴィッセル神戸)など日本人選手4名をあげている。
現在22歳のブロビーは、アヤックスの下部組織出身。2021年12月にRBライプツィヒへ加入も、ブンデスリーガでは9試合の出場にとどまり、わずか半年でアヤックスへ復帰。2022/23シーズンから2季つづけてオランダ1部リーグで2桁ゴールをマークも、2024/25シーズンはリーグ戦17試合の出場で1ゴールにとどまっている。
そんなブロビーにかわるアタッカーとして、オランダメディア『huiskamerscout』のジャーナリストであるポストマ氏は24日、MF山田新(川崎フロンターレ)、日本代表FW細谷真大(柏レイソル)、FW福田翔生(湘南ベルマーレ)、宮代を推薦。4選手ともに、この冬の移籍ウィンドウでは残留が既定路線とみられるが、一部から将来的な海外移籍を期待する声が湧き起こるなど、ファン・サポーターの間で話題になっている。
さらなる日本人選手の海外移籍の可能性を巡っては、試合映像配信サービスなどを手掛けるアメリカの民間企業『ハドル』が1月14日、2024シーズンのJ1リーグで900分以上プレーした選手を対象に、パスやドリブル、タックルなどでチームの得点や失点の可能性に及ぼす影響を算出した「オンボールバリュー 」という指標などをもとに、DF関川郁万(鹿島アントラーズ)、DF三浦颯太(川崎)、MF田中聡(サンフレッチェ広島)、山田、福田をリストアップ。中でも山田については「プロ2年目で、Jリーグに長く留まらないことを示唆するだけの数値を叩き出している」「海外クラブが関心を寄せていないとしたら驚き」と評していた。