ヌーノ・メンデス 写真:Getty Images

 レアル・マドリード(スペイン1部)は、フランス代表DFフェルラン・メンディとスペイン代表DFフラン・ガルシアが左サイドバックを主戦場としている。そのなかで、今夏にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)との契約が満了となるカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスに関心を示しているとされていた。

 しかし、デイビスは昨夏に一度契約延長を拒否していたバイエルンと2030年夏までの新契約を結ぶとの見方が強まっている。スペイン『Fichajes』によれば、デイビスの獲得は困難となっているマドリードは代替案としてパリ・サンジェルマン(PSG)でプレーするポルトガル代表DFヌーノ・メンデス(22)をリストアップしているようだ。

 下部組織から育ったスポルティングCP(ポルトガル1部)でプロキャリアをスタートさせたメンデスは2021年夏からPSGでプレー。対人守備の強さや高い身体能力を武器に初年度からレギュラーとしてプレーすると、今季もここまで公式戦22試合で2ゴール2アシストを記録している。

 そんなメンデスにはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)やチェルシー(同1部)も目を光らせているとのこと。その一方で、給与面を巡って契約延長交渉が停滞しているとも報じられていたが、新契約締結に向けて前進しているという。

 ジローナ(スペイン1部)でプレーするスペイン人DFミゲル・グティエレスやベンフィカ(ポルトガル1部)でプレーするU-21スペイン代表DFアルバロ・フェルナンデスなどへの関心も報じられているマドリードだが、左サイドバックの補強に動くことはあるのだろうか。