彼らは戦争は嫌いだから平和を唱えましょうというスタンスです。ですが、それは病気が嫌いだから病気のことを知る必要はない。ひたすら「真のお母様」にお祈りすれば健康になれますと言っている宗教みたいなものです。だから軍事や戦争について知ることを拒否するし、それをする人たちを軽蔑する。
こういう観念平和主義が防衛論議を歪めます。まともな防衛論議が成立しない。だから防衛省や自衛隊のムダ遣いも可視化されないし、歯止めが効かない。彼らはむしろ軍拡の協力者です。この手の「平和主義者」が増えれば増えるほど日本の国防が弱体化するので覇権主の中国は大歓迎でしょう。かつて平和主義団体や政党にソ連の資金が流入していました。
彼らは現実の軍事や戦争に無知なのでまったく的はずれなことをいう。それを異常だと思う知性がない。それは宗教です。都の税金で「宗教施設」作ってはいけません。
念仏唱えて平和になるなら誰も苦労はしません。
対して東京都や各区の図書館では「はだしのゲン」とか「お気持ち平和主義」の本は多く蔵書がありますが、軍事に関する蔵書は少ない。ストックホルムの平和研究所の年鑑やミリターバランス、ジェーンズの年鑑などの個人が買えない資料をおいていることろは日比谷図書館ぐらいで、後ほとんど無い。その他軍事に関する書籍は少ない。
怪しげな「宗教施設」をつくるくらいならば、都や区の図書館に軍事関連の書籍を増やすことをお勧めします。
【本日の市ケ谷の噂】 2009年 12月25日第9戦車大隊の元戦車中隊長が、クリスマスに結婚式をあげたいと希望し、幹部、元中隊隊員を強制的に出席させた。招待状は秋に年末旅行の予約後に配られたので 多くの隊員が年末年始の家族旅行をキャンセルさせられた。当然人格は推して知るべしで、 部隊隊員からはだれからも祝福されることのない結婚式だった、との噂。
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財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料 防衛 防衛(参考資料)