アルバロ・フェルナンデス 写真:Getty Images

 レアル・マドリード(スペイン1部)は、フランス代表DFフェルラン・メンディとスペイン代表DFフラン・ガルシアが左サイドバックを主戦場としている。しかし、今夏にバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)との契約が満了となるカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスに関心を示しているとされていた。

 しかし、デイビスは昨夏に一度契約延長を拒否していたバイエルンと2030年夏までの新契約を結ぶとの見方が強まっている。デイビス獲得の可能性が消滅したマドリードだが、スペイン『マルカ』によれば、ベンフィカでプレーするU-21スペイン代表DFアルバロ・フェルナンデス(21)の獲得に興味を持っているという。

 マドリードの下部組織にも在籍していたフェルナンデスは、2020年にマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)の下部組織に加入。その後、複数クラブへのレンタル移籍を経験して2024年1月にベンフィカへと加わった。

 高い推進力に加えてテクニックやパスセンスを兼ね備える攻撃的左サイドバックのフェルナンデスは今季の公式戦30試合に出場して3ゴール4アシストを記録。古巣であるユナイテッドが1800万ユーロ(約29億5000万円)での買い戻しオプションを保持しているなかで、ベンフィカは移籍金5000万ユーロ(約81億9000万円)を求めるようだ。

 なお、スペイン人DFは自身の去就について「なにが起こるかわからない。ベンフィカと長期契約を結んでいるので満足している。彼らは僕に成長する機会を与えてくれた。僕は彼らに全てを任せている」と述べていたようだ。