スコティッシュ・プレミアシップの強豪セルティックに所属する日本代表のFW古橋亨梧が、リーグ・アンのスタッド・レンヌへ移籍することが報じられる中、同クラブのブレンダン・ロジャーズ監督が考えを示している。
北アイルランドメディア『The Irish News』が1月24日に報じたところによると、ロジャーズ監督は「タイミングに関して問題はあるかもしれないが、我々は事前に彼の移籍を把握していた。突然の出来事ではない」と語り、古橋の退団が以前から想定されていたことを明かした。
また、「彼を失うことは理解していたし、チームを前進させるために、そのクオリティを補う必要がある。これまでの準備が功を奏し、より強いチームになることを期待している」と述べた。
さらに、古橋が移籍を望んだ理由についてロジャーズ監督は「彼は数か月前から退団の意向を示していた。その意思は次第に強まり、最終的には明確に退団を希望するようになった」と説明。「残念ながら、我々は交渉を進め、合意に至る必要があった」と振り返った。
「彼は30歳になり、新たな挑戦を求めていた。セルティックで多くの成功を収めてきたが、欧州5大リーグの一つに挑戦する機会は断れないものだったのだろう」と述べ、「選手のキャリアは短く、彼の意思を尊重しなければならない」との見解を示した。
セルティックは古橋の移籍により8桁の移籍金を得る見込みだが、ロジャーズ監督は「監督として、我々のプレースタイルに適したトッププレーヤーを失うことは望んでいなかった」とし、残留を望んでいたことを強調している。