ブラジル1部CRフラメンゴ所属のブラジル人FWカルリーニョスには、Jリーグ移籍の可能性が浮上。すでに日本国外の複数クラブからオファーが届いているという。
現在27歳の同選手は、身長195cmで右利きのセンターフォワード。コリンチャンスをはじめブラジル国内の複数クラブを渡り歩き、2024年4月にノヴァ・イグアスからフラメンゴへ移籍。2024シーズンは度重なる負傷離脱により、ブラジル1部リーグ戦で13試合の出場に終わったが、2025シーズンは開幕から全4試合スタメン出場で3ゴールと好調ぶりをアピールしている。
ブラジルの移籍市場に精通しているジャーナリストのヴェネ・カサグランデ氏によると、カルリーニョスはフィリペ・ルイス監督の構想から外れ、26日に敵地で行われるボルタ・レドンダFC戦でベンチ外に。同氏は「最近、日本のクラブが期限付き移籍による獲得オファーを提示した。フラメンゴはこれを受け入れたが、選手本人は移籍を拒否している」と伝えている。
一方でブラジル人ジャーナリストのヤン・ベニシオ氏が24日に伝えたところによると、ブラジル1部ECヴィトーリアがカルリーニョスの獲得にむけて、フラメンゴに買い取りオプション300万ユーロ(約4億9000万円)の1年レンタルでオファーを提示。メキシコ1部マサトランはレンタル料30万ドル(約4700万円)でオファーを提示も、選手本人が同クラブへの移籍を拒否したという。
この他にも、カルリーニョスにはブラジル2部クイアバECやクリシューマECが関心を寄せているというが、現時点で両クラブとも正式オファーは提示していない模様。本人がフラメンゴ残留を望んでいるとみられるが、同選手の動向に注目が集まる。