■空港周辺の「観光スポット」に納得
確認してもらったところ、注意書きの設置経緯・設置時期については「不明」とのこと。どうやら、それなりに昔から設置してあるもののようだ。
女満別空港の担当者は「保安検査を受ける前の旅客の皆さまへの注意喚起のため、保安検査場の入り口付近に設置したと考えられます」と、設置の経緯を推測している。
また、手錠が持ち込み禁止である理由については「機内持ち込み制限品は、国際的なルールに基づき設定されている『航空法』および、関係規則により定められています」と、説明。
続けて、「女満別空港は周辺に観光スポットである博物館網走監獄が所在し、お土産用の手錠を購入されるお客さまが多くいらっしゃることから、設置したものと考えております」と、分析していたのだ。