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ブラジル1部CRフラメンゴ所属のブラジル人FWカルリーニョスに、Jリーグ移籍の可能性が報じられている。
現在27歳の同選手は、身長195cmで右利きのセンターフォワード。コリンチャンスをはじめブラジル国内の複数クラブを渡り歩き、2024年4月にノヴァ・イグアスからフラメンゴへ移籍。2024シーズンは度重なる負傷離脱により、ブラジル1部リーグ戦で13試合の出場に終わったが、2025シーズンは開幕から全4試合スタメン出場で3ゴールと好調ぶりをアピールしている。
しかし、ブラジルの移籍市場に精通しているジャーナリストのヴェネ・カサグランデ氏によると、カルリーニョスはフィリペ・ルイス監督の構想から外れたとのこと。26日に敵地で行われるボルタ・レドンダFC戦に帯同しないことが決定済だという。
また同氏は「最近、日本のクラブが期限付き移籍による獲得オファーを提示した。フラメンゴはこれを受け入れたが、選手本人は移籍を拒否している」とリポート。ただ構想外と報じられているだけに、移籍に傾く可能性も。ドイツの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』によると、同選手とCRフラメンゴの契約は2026年12月まで残っているという。
CRフラメンゴとJリーグクラブの取引と言えば、2021年にCRフラメンゴからヴィッセル神戸へ完全移籍した元U20ブラジル代表FWリンコンが記憶に新しい。同選手は来日1年目から負傷離脱等により出場機会を得られず。ブラジル1部クルゼイロへレンタル移籍により放出されるなど、総額300万ドル(当時約3億3000万円)とみられる移籍金(ボーナス込み)に見合うだけの結果を残せなかった。
なおCRフラメンゴ所属選手では、元U23ブラジル代表MFアランにもJリーグ移籍の可能性が。元リバプール所属であり、FW小野裕二(現アルビレックス新潟)、MF原口元気(現浦和レッズ)、長谷部誠氏とチームメイトだったミッドフィルダーについて、ブラジルメディア『Bola Vip』は1月6日に「日本とカタールからオファーが届いている」と報じていた。