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アイドルグループ『SMAP(スマップ)』の元メンバーであるタレントの中居正広氏は、1月23日に芸能界引退を発表。女性トラブル騒動やフジテレビを巡る問題が大々的に報じられるなか、同氏によるJリーグ公式戦来場の過去も話題になっている。
中居氏は2008年11月5日に行われたJ1第30節アルビレックス新潟対浦和レッズで、同月公開の映画『私は貝になりたい』のPRのため、東北電力ビッグスワンスタジアム(現デンカビッグスワンスタジアム)のピッチに登場。「(5位)浦和ファンの方々は、この試合優勝がかかっています。新潟ファンの方々は、J1残留がかかっています。非常に大事な試合にもかかわらず、昨日ジャイアンツが勝ちました!」とマイク越しに叫ぶと、一部サポーターからブーイングを浴びていた。
プロ野球・読売ジャイアンツへの愛を、Jリーグ公式戦で語るなど、サッカーファンから反発を招くような行動をとっただけに、今もなお一部のファン・サポーターは中居氏に否定的な声が。ネット上で当時の動画が拡散されると、「懐かしいな」「こんなことあった」といった声の他に、「中居はJリーグを敵に回したから許さない」「芸能界引退した後も、サッカーに関わらないで」など、批判も相次いでいる。
ただ一方で、一部からは「中居を容赦無く叩きすぎでは?」「何でもかんでも批判するのは良くない」という声も。「どうでもいいよ」「もう芸能界引退するから、何も思わない」など関心を寄せないファン・サポーターも一定数存在するようだ。
なおこの一戦は、浦和が後半35分に元日本代表MF細貝萌のゴールで先制。1-0と5試合ぶりの白星を飾ったが、リーグで7位という結果に。新潟は13位と、J2自動降格ラインから勝ち点5差で残留している。