
ガンバ大阪はチュニジア代表FWイッサム・ジェバリが残留宣言をしたが、FW林大地が負傷離脱中であるだけに、前線の陣容にやや不安が。全北現代から韓国1部リーグ得点王のブラジル人FWチアゴ・オロボを獲得することが決定的と報じられていたが、ここに来て移籍破談の可能性が浮上しているという。
チアゴの去就について、韓国メディア『スポーツ朝鮮』は21日に「Jリーグクラブへ移籍する可能性が非常に高い」「近日中に公式発表」と報道。現地の一部情報筋は、同選手の新天地がG大阪であることもあわせて伝えていた。
しかし同メディアは23日になって「全北現代に残留する可能性が高まっている」とリポート。「G大阪の提示した移籍金が非常に低い」「交渉でトラブルがある」などと、移籍破談の可能性がある理由のひとつにオファーの内容をあげている。
現在31歳のチアゴは、身長190cmのセンターフォワード。2021年9月までブラジル国内の複数クラブを渡り歩いた後、サウジアラビアや韓国2部・慶南FCを経て、2023年1月に慶南から大田ハナシチズンへ移籍。大田ハナシチズンではおよそ1年半にわたりFW石田雅俊(元ジュビロ磐田)とチームメイトだったほか、2023シーズンに韓国1部リーグ戦で14ゴールと、絶対的ストライカ-として活躍。わずか1年で全北現代へ移籍した。
そして全北加入1年目の2024シーズンも、リーグ戦32試合の出場で7ゴールをマークも、プレーオフでスタメン出場ゼロと序列低下が顕著に。AFCチャンピオンズリーグ2でも6試合中2試合の出場にとどまっている。