■担当者は「直ちに回収し、現在は使用していない」
件の用紙が大きな話題となっている件について、まずは松本自動車検査登録事務所に電話にて概要を説明。しかし、当然(?)ながら担当者は「淫夢語録」を認知しておらず、今回の事象についても全く危機感を抱いていない印象を受けた。
だが、記者が詳細をまとめた取材概要をメールにて送付したところ、事態は急変。
翌営業日(1月20日)には回答が得られ、その内容は「当事務所で使用していたものでありますが、貴社からの取材により不適切な表現であることが判明したため、当該記載例を直ちに回収し、現在は使用しておりません」というものであった。
大きな話題となった件については、「不適切な記載例を使用していたことにつきまして、誠に申し訳ございませんでした」と、謝罪している。非常にスピード感のある、真摯な対応に感じられた。
なお、当該の記入例の詳細については、「調査を行ないましたが、使用開始の時期など確認できておりません」とのこと。
取材を打診した際の反応と併せて考慮すると、今回のケースは決して事務所ぐるみで行われたものでなく、職員のいずれかが「ネットのノリ」を職場に持ち込み、独断で作成したものである可能性が高い。
仲間内で通じるネットミームによる歓談は非常に楽しいものだが、こうしたノリを押し付けたり、ましては職場に持ち込むのは言語道断である。身に覚えがある読者諸君は悔い改めて、どうぞ。