シアトル・マリナーズは1月22日、公式X(旧Twitter)アカウントを更新。米野球殿堂入りしたイチロー氏(51)がつけていた背番号「51」を永久欠番にすることを発表した。
「8月9日に、イチローの『51』は正式に永久欠番となる」と、この決定を日本語でも知らせたマリナーズ。イチロー氏は、2001年のMLB移籍初年度にシアトル・マリナーズに所属。2012年までマリナーズで活躍したのち、2018年にチームに戻り、現在は会長付特別補佐兼インストラクターに就任している。現役時代の華麗な守備から、イチロー氏の守備範囲のライトは背番号とかけて「エリア51」と呼ばれることも。ファンにとって印象深く、イチロー氏のとは切っても切れない「51」が、マリナーズで3つ目(全球団共通で欠番の42を除く)、日本人初の永久欠番となった。
この投稿には、国内外のXユーザーから祝福のコメントが。「同じ時代に同じ日本人として、このような記録を目の当たりにできて嬉しいです」「日本人の背番号がメジャーで永久欠番て、ゾクゾクする」「マリナーズありがとう。オリックスより先にMLBで欠番決まるのも凄いし、日本でさんざん偉業達成した後にMLBで200本安打連発して3000本安打達成とか、やっぱり何から何まで凄すぎる」「これ何がすごいかって『イチローの51』ってところ。イチローのMLB挑戦までのマリナーズの51と言えば、同じく殿堂入りしているランディ・ジョンソンで、当時はイチローが51をつけることに批判もあった。それを超越して、マリナーズの51はイチローである、とマリナーズも認めたことに価値がある」といった称賛の声が寄せられている。
On August 9, we’ll officially retire Ichiro’s iconic No. 51. #IchiroHOF
— Seattle Mariners (@Mariners) January 22, 2025
8月9日に、イチローの「51」は正式に永久欠番となる。
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