そこで浅場を見て回り、物見堂沖の水深20mの位置にあるブイにボートを係留して釣り再開。ここでは、群れは小さいもののポツポツと回ってくる。浅いので手返しもいいと判断して、しばらくこの場所で粘ってみる。
群れが回ってくる間隔が長いことから、10本バリ仕掛けに変更して、ハリ数を増やして数を稼ぐことにする。周りも釣れていないようで、群れを探して辺りをウロウロしている。そうこうしているうちに時間は刻々と過ぎていく。
結果は186匹ゲット
最後に入ったのは、湖央の水深42mの場所。低水温で底にへばりついているワカサギを狙ってみる。ややサイズはアップしたものの、釣況は変わらない。群れが回ってくればバタバタと釣れるが、それ以外の時間帯はアタリすらない時間が続く。それでも、10本バリ仕掛けが効いたのかポツポツと数を伸ばし、14時を過ぎたところで納竿した。
釣果は6~10.5cmを186尾520g。デカサギで有名な西湖だが、当日は当歳魚中心の釣りとなった。
西湖にはほかの釣り場のようなドーム船はない。群れを探してイトを垂れ、試行錯誤しながら釣っていくのが面白い。ボート釣りこそが、ワカサギ釣りのだいご味と思っている。
※西湖のワカサギ釣りは12月31日をもって禁漁期間になり、3月20日に解禁。
<週刊つりニュース関東版APC・藤崎信也/TSURINEWS編>