古橋亨梧 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、1月22日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ヤングボーイズ戦でプレーしたが、スタッド・レンヌ移籍に向かっているという。

 セルティックと2027年6月まで契約を残している同選手の去就を巡っては、2024年夏にマンチェスター・シティからの関心が報じられたほか、同年12月にはMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)アトランタ・ユナイテッドからのオファー報道も。MLSが2025年1月8日に「アトランタ・ユナイテッドはセルティックから古橋を特別指定選手として獲得した」と誤って報じたことは記憶に新しい。

 また英メディア『フットボール・インサイダー』は14日に「アトランタを含む米国の複数クラブから関心」と伝えると、フランスメディア『ouest-france』は15日にレンヌ移籍交渉が進んでいる可能性を報道。

 ただ一方で、レンヌ移籍の可能性については、英紙『デイリーレコード』が21日に「レンヌのホルヘ・サンパオリ監督はこの日本人選手の獲得に前向きだが、レンヌ幹部と意見が食い違っている。幹部はセルティックが設定した1000万ポンド(約19億1000万円)という移籍金額に難色を示している」としていた。

 セルティック残留が濃厚とみられていた古橋だが、フランスメディア『フットメルカート』のサンティ記者は22日に「古橋の移籍で、レンヌとセルティックが移籍金1000万ポンド(約19億1000万円)以上で合意」とリポート。ヤングボーイズ戦でピッチに立ったとはいえ、欧州5大リーグ挑戦間近だという。

 レンヌは2024/25シーズンのリーグアン第18節終了時点で2部自動降格ラインから勝ち点4差の14位に低迷。ステップアップ移籍とは言い難いだけに、古橋が同クラブへ加入するとなれば、日本のサッカーファンの間で議論が湧き起りそうだ。