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日本代表DF長友佑都は1月10日、FC東京と2025シーズンの契約で合意。FIFAワールドカップ北中米大会参戦を見据えるベテラン選手が、クラブのトレーニングキャンプ中にチームメイトに厳しい言葉をかけている。
テレビ東京の公式YouTubeチャンネルでは、22日に沖縄キャンプの様子が公開。選手たちがグラウンドでウォームアップする際、GK波多野豪が「ギンギラギンにさりげなく~」と歌い、テレビカメラに向かって満面の笑みを見せると、長友は真面目な表情で「お前そういうのじゃないぞ、テレビは。やることやれ」と言い放った。
また長友は後輩を厳しく律する理由を問われると、「もちろん経験を伝える、ベテランらしくという役割はあるが、個人的には新人の気持ちで自分の特徴をピッチで出せるように、尖った長友でいたいと思っている。ベテランとして丸くなるのではなく、尖っていきたいなと思う」とコメントを残している。
この両選手のやり取りは、ネット上で話題に。FC東京サポーター等から「波多野が怒られている」「長友さんは波多野の教育係」「長友素晴らしい!」「長友にも波多野にも期待しているぞ!」といった声が挙がるなど、反響を呼んでいる。
かつてインテル、ガラタサライ、オリンピック・マルセイユと渡り歩き、一時は欧州トップレベルで舞台でプレーしていた長友。精神的支柱としてチームに必要不可欠な存在であることは言うまでもないが、波多野への声掛けも含めて、後輩に自身の経験を還元している。