セルティック 写真:Getty Images

 日本代表のFW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央が所属するスコティッシュ・プレミアシップの強豪セルティックは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で昨2024年11月5日のライプツィヒ戦(3-1)の勝利を経て、1月23日にCLヤングボーイズ戦を控える。

 昨夏にドイツのアウクスブルクから、クラブ史上最高額の移籍金1,100万ユーロ(約17億7,832万円)でセルティックに加入したMFアルネ・エンゲルスが、21日に地元メディアの動画インタビューでチームの成長を強調し、さらなる飛躍に自信を示した。

 「セルティックがCL決勝トーナメントにふさわしいとされる最大の理由は、チームの着実な成長と結果を出し続ける力にある」と語ったエンゲルスは、11月のライプツィヒ戦の勝利を振り返り、同試合が「最高の出来の1つだった」と述べた。

 しかし、エンゲルスはそこに満足せず、チームがさらに進化し、ヤングボーイズ戦ではより完成度の高いプレーを披露できると確信しているようだ。勝利すれば、1試合を残して勝ち点12に達し、プレーオフ進出が現実味を帯びる。そして、決勝トーナメント進出へ向けて大きく前進することになる。

 ホームでの圧倒的なサポートもセルティックの強みの1つだ。エンゲルスは、セルティック・パークの特別な雰囲気がチームに大きな後押しを与えると述べ、ファンと共に最高の夜になることを期待していると語った。

 対戦相手のヤングボーイズはリーグフェーズで最下位に沈み、6戦全敗と苦戦を強いられている。得点はわずか3、失点は22にのぼる。しかし、エンゲルスは油断は禁物だと警戒し、「CLに出場するチームはどこも実力がある」と述べている。

 セルティックはこれまで通り集中を維持し、CL決勝トーナメントにふさわしい戦いを披露する必要がありそうだ。