
2025シーズンも『THE国立DAY』として一部公式戦を国立競技場で開催するJリーグ。以前から無料招待企画に対する反対意見が相次いでいるが、今度はFC東京と東京ヴェルディのホームゲーム数に注目が集まっている。
Jリーグの発表によると、国立開催のFC東京ホームゲームは、4月11日のJ1第10節(対柏レイソル)、4月25日のJ1第12節(対ガンバ大阪)、5月25日のJ1第18節(対サンフレッチェ広島)の3試合。対して、東京Vは2月16日の第1節(対清水エスパルス)の1試合だ。
Xでは、国立開催試合の一覧表が拡散。2クラブの他にも町田ゼルビア、清水エスパルス、鹿島アントラーズ、ヴィッセル神戸、ジェフユナイテッド千葉も開催予定だが、ネット上では「なぜFC東京は3回も組まれていて、東京ヴェルディは1回だけなの?」「両クラブとも2試合にしたら、町田も含めて公平になるのでは…」といった意見が挙がっている。
ただこうした疑問の声に対して、「単純に資金力の差なのでは?」「東京ヴェルディの中村社長は以前、極力味の素スタジアムでホームゲームをしたいと言っていた」「FC東京は国立開催に積極的だと思う」などの指摘も。東京ダービーとしてライバル関係にあるクラブ同士の比較が行われるなど、ファン・サポーターの間で議論が白熱している。
なおJリーグは2024年、国立競技場でリーグ戦13試合を開催。新規ファンの取り込みなどを目的に、10000名規模の無料招待企画を実施したが、無料チケット転売のリスクが指摘されている。また2025シーズンJ1開幕節の東京V対清水でも10000名を無料招待するが、定価で購入予定のファン・サポーターからは早くも「不公平」などと不満の声が沸き起こっている。