古橋亨梧 写真:Getty Images

 スコットランド1部セルティック所属の日本代表FW古橋亨梧は、1月22日にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ヤングボーイズ戦を控えるなか、残留に向かっている模様。スタッド・レンヌ移籍の可能性は低いという。

 2024年夏にマンチェスター・シティからの関心が報じられ、一時注目を浴びていた古橋。2024/25シーズンのスコットランド1部リーグ戦22試合の出場で10ゴール3アシストも、2024年12月以降は10試合中5試合でベンチスタート。FWアダム・イダとのポジション争いが激化するなか、2025年1月20日に30歳の誕生日を迎えている。

 セルティックと2027年6月まで契約を残している同選手の去就を巡っては、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)が1月8日に「アトランタ・ユナイテッドはセルティックから古橋を特別指定選手として獲得した」と誤報。

 それでも英メディア『フットボール・インサイダー』が14日に「アトランタを含む米国の複数クラブから関心」と伝えると、フランスメディア『ouest-france』は15日にレンヌ移籍交渉が進んでいる可能性を報じていた。

 そんななか、英紙『デイリーレコード』は21日、セルティック所属選手の去就を特集。古橋について「アトランタ・ユナイテッド移籍の可能性は消滅も、スタッド・レンヌからの関心は依然として続いている」とした上で、こう綴っている。

 「レンヌのホルヘ・サンパオリ監督はこの日本人選手の獲得に前向きだが、レンヌ幹部と意見が食い違っている。幹部はセルティックが設定した1000万ポンド(約19億1000万円)という移籍金額に難色を示している」

 なおレンヌは2024/25シーズンのリーグアン第18節終了時点で2部自動降格ラインから勝ち点4差の14位に低迷。降格の可能性もあるだけに、レンヌ移籍がステップアップとは言えないと考えてよさそうだ。