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DF三竿雄斗(京都サンガからパース・グローリーFC)、DF岡本拓也(湘南ベルマーレからパース・グローリーFC)など、オーストラリア行きが相次いでいる2024シーズンオフのJリーグ移籍市場。元日本代表MF水沼宏太も横浜F・マリノスから同国1部ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCへ移籍したが、さらにオーストラリア移籍を選択する日本人選手が増える可能性もあるという。
オーストラリアのサッカー事情に詳しいサシャ・ピサーニ氏は21日、水沼のニューカッスル・ジェッツ決定を受けて、「水沼宏太がオーストラリアへ移籍したが、今後さらに増える可能性もある」とリポート。
独自に入手した情報として、「Jリーガーがオーストラリアでプレーする日本人選手に、オーストラリア移籍について定期的に連絡を取っていると、私は聞いている」と伝えた上で、「参入する価値のある信じられない市場だ」とオーストラリア国内リーグの魅力に触れている。
また ウェスタン・ユナイテッドFC所属のDF今井智基(元大宮アルディージャ、柏レイソル、松本山雅FC)も、オーストラリアへ移籍する日本人選手の増加を歓迎。21日にXでこう綴っている。
「5年前の2020年、私が初めてオーストラリア1部リーグに来た時、日本人選手は私だけでした。今シーズンは、すでに10人になり、本当に嬉しいです。 オーストラリア1部リーグは日本人選手の間でとても人気になっています」
かつて小野伸二氏やFW三浦知良、MF本田圭佑といった日本代表のレジェンドもプレーしていたオーストラリア1部リーグ。Jリーグが2026年から秋春制へ移行することや、オーストラリアが以前から秋春制を採用していたことも、同国への移籍が相次いでいる要因であるかもしれない。