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かつて鹿島アントラーズ、FC東京でプレーしていた元ブラジル代表MFレアンドロは、2024年に一度現役引退を決断も、ブラジルのモンスーンFCへ加入。Jリーグでの時間を振り返るなか、鹿島退団を望んでいた過去を明かしている。
現在31歳の同選手は、2017年に鹿島へ移籍。来日1年目は前半戦で出場機会に恵まれなかったものの、大岩剛監督就任後にレギュラー定着。2桁ゴールを挙げたが、翌2018シーズンからコンディション不良により再び出場機会が減少。2019シーズンもJ1リーグ戦22試合の出場で3ゴールという結果に終わると、同シーズン終了後にFC東京へ移籍している。
鹿島で厳しい3年間を過ごしたレアンドロだが、ブラジルサッカーを扱うYouTubeチャンネル『UM ASSADO PARA…』で1月19日に公開された番組では、こう語っている。
「鹿島ではもう耐えられなかった、退団したかった。(ファンからブラジル1部SCインテルナシオナル移籍を望む声が挙がっていただけに、)インテルナシオナルでプレーするためにブラジルに戻りかけたこともあった。僕の代理人から『インテルナシオナルへ移籍したいか?』と訊かれると。僕は『もちろん』と答えた」
またレアンドロはFC東京での出来事にも言及。2023シーズンにアルベル・プッチ・オルトネダ元監督のもと出場機会を失い、同シーズン途中で契約解除により退団したが、「日本では迷惑ばかりかけていた。僕は自分を追い込み、トレーニングでは何でもやった」「当時の監督と対立したことで、プレーできなかった」などとコメントしている。
日本で様々な困難に向き合っていたレアンドロ。2024年1月には『ge』のインタビューで「日本で学んで一番大きかったことは、プロ選手としての在り方、プロ意識だね。私生活からプロ意識をもって行動すること、時間を守ること、たくさん食べることを学んだし、僕にとってプラスでしかないね」などと、異国の地での経験を前向きに捉えている。