■発見者「夜にはなくなっていた」

その利便性に注目が集まる一方、利用者のマナーやモラル、そして運営側の企業倫理が度々話題となっているLuup。

昨年にもマンションの「避難器具効果地点」に設置されたポートや、屋外消火栓の真正面に設置されたポートに対し、消防法の観点から疑問の声が相次いでいた。

ポスト投稿主・葉入さんも、Luupのそうした運営に疑問を感じていた模様。話題となった写真は、東京都大田区にあるアパートの付近で撮影したそうだ。

葉入さんは発見時の様子について、「ちょうどお昼すぎで天気も良く、柿がLuupの自転車に干されている光景に季節を感じて撮影しました」「ちなみに、その日の夜に確認したら干し柿も回収され、自転車もなくなっていました」と、振り返っている。

ポスト投稿の経緯に関しては「干し柿という日本の伝統的な風物詩を、Luupという近未来的な乗り物に吊るすところに、フリーダムさを感じて『無法すぎる』と投稿しました」と、侘び寂びを感じさせるコメントが得られたのだ。

冬の寒さを乗り越え、春にLuupのポートを訪れれば、春ならではの風流な無法が見られるかもしれない?