アラン・バレラ 写真:Getty Images

 1月の移籍市場が開いているなかで、今季のセリエAで8位に位置するミラン(イタリア1部)は今夏に中盤の強化を望んでいるようだ。

 ミランは今季のセリエA19試合に出場して5ゴール2アシストを記録しているオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスと、リーグ戦19試合で1ゴール4アシストを記録しているフランス代表MFユスフ・フォファナを中盤の外せない選手だと考えているという。ただ、ナイジェリア代表MFイスマエル・ベナセルは負傷離脱を繰り返している。

 移籍市場に精通するジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、ミランはポルト(ポルトガル1部)に所属するアルゼンチン代表MFアラン・バレラ(23)の獲得に興味を持っているという。ミランを指揮するセルジオ・コンセイソン監督はポルト時代にバレラを指導しており、この繋がりを利用できると考えているようだ。

 ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン1部)下部組織出身のバレラは2020年にトップチーム昇格を果たすと、2023年夏にポルトへ完全移籍。卓越したボールコントロールと高いボール奪取を武器に今季はここまで公式戦25試合に出場して2アシストを記録している。

 なお、ミラン今冬にも関心を示していたトリノ(イタリア1部)のイタリア代表MFサムエレ・リッチにも依然として関心を持っているとのこと。ボール奪取能力の高さや高いパス精度を武器としている同選手は今季のセリエA21試合に出場している。