ガンバ大阪はすでに2025シーズン開幕にむけて始動も、ブラジル人MFダワンがチームを離脱。中国1部・北京国安への移籍が決定的とみられるが、カタールW杯チュニジア代表のFWイッサム・ジェバリにも退団の可能性が。同国1部エスペランサSCへ移籍する見込みだという。
チュニジアメディア『Le TEMPS』は1月20日に「ジェバリとエスペランサが移籍合意間近だ」とリポート。センターフォワードの補強が必至である同クラブの現状に触れた上で、「チュニジアのサッカーに精通しているこのプロフェッショナルなストライカーは、この問題を解決してくれるだろう」と綴っているが、オファーの内容には触れていない。
ジェバリはチュニジア、スウェーデン、ノルウェー、サウジアラビア、デンマーク国内クラブを経て、2023年1月にデンマーク1部オーデンセBKからG大阪へ完全移籍。2022年6月6日にパナソニックスタジアム吹田で行われたキリンカップサッカー2022・日本代表戦で1ゴールを奪ったほか、カタールW杯のグループリーグ全3試合出場という実績もあるだけに、爆発的な活躍が期待されていた。
G大阪では来日1年目にJ1リーグ戦29試合の出場で5ゴール3アシストをマークしたジェバリ。ただ2024シーズンは18試合の出場で2ゴール2アシストに。9月に左内側半月板損傷の手術を受けた後、一度も公式戦のピッチに立っていない。
なおデンマーク紙『B.T.』が2023年1月に伝えたところによると、ジェバリとG大阪は3年契約を結んでいる模様。G大阪はオーデンセBKに移籍金100万ユーロ(当時約1億4000万円)を支払ったという。契約が1年残っているとみられるだけに、エスペランサから移籍金が支払われる可能性も考えられる。