ドウグラス・ルイス 写真:Getty Images

 昨年11月からの大不振に陥たマンチェスター・シティ(イングランド1部)だが、プレミアリーグ第22節でイプスウィッチ(同1部)と対戦。イングランド代表MFフィル・フォーデンの2ゴールなどで6-0の大勝を収めて暫定ながら順位も4位に浮上した。

 イギリス『アスレティック』によれば、2024年度のバロンドーラーであるスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスが負傷離脱したことを受けて、シティは今冬に中盤の強化を検討している模様。複数選手をリストアップしているなかで、そのうちの1人が過去にシティ在籍経験のあるユベントス(イタリア1部)のブラジル代表MFドウグラス・ルイス(26)だという。

 昨夏にアストン・ビラ(イングランド1部)からユベントスに加わったドウグラス・ルイスは、今季のセリエA12試合に出場しているものの、その大半が途中からとなっている。総額5150万ユーロ(約82億9000万円)といわれる高額な移籍金に見合った活躍はできていない状況となっている。

 そのドウグラス・ルイスをシティは今季終了までのレンタルで獲得したいと考えているとのこと。しかし、ユベントスはブラジル代表DFを完全移籍か買取義務が付随したレンタル移籍での放出を望んでいることから、クラブのスタンスが移籍市場閉幕までに変わらない限りは実現しないようだ。

 なお、シティは巻き返しを図る後半戦に向けて、アイントラハト・フランクフルト(ドイツ1部)でプレーするエジプト代表FWオマル・マーモウシュやランスのウズベキスタン代表DFアブドゥコディル・フサノフ、パウメイラス(ブラジル1部)のブラジル人DFビトール・レイスの獲得が決定的な状況となっている。