レナト・ベイガ 写真:Getty Images

 守備の要であったブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルが長期離脱を強いられると、左サイドバックの主力としてプレーしていたコロンビア代表DFフアン・カバルも負傷したユベントス(イタリア1部)は、守備の強化に乗り出しているとされている。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、ユベントスはチェルシー(イングランド1部)に所属するポルトガル代表DFレナト・ベイガ(21)の獲得に興味を持ってるという。

 そして、ユベントスはポルトガル代表DFの獲得に向けてチェルシーと交渉をスタートさせたという。ただ、同選手には口頭合意に至ったともいわれているボルシア・ドルトムントも関心を示しており、チェルシーと継続して交渉を行なっているようだ。

 スポルティングCP(ポルトガル1部)のリザーブチームでプロキャリアをスタートさせたベイガはバーゼル(スイス1部)でのプレーを経て、昨夏にチェルシーと7年契約。複数ポジションでプレー可能なポリバレント性を武器にプレミアリーグ7試合に出場しており、昨年10月にはポルトガルデビューを果たしていた。

 なお、ユベントスはセンターバックを2名補強したいと考えており、昨夏にニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)に加わったイングランド人DFロイド・ケリーにも注目している模様。同選手には移籍金1500万ユーロ(約24億1000万円)が必要になるとみられている。