
カタールW杯の日本代表メンバーであるGK権田修一は、2024シーズン限りで清水エスパルスを退団。すでに海外移籍を公言しているが、改めて自身の去就について語っている。
同選手は2024年12月15日放送の情報番組『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演した際、清水退団の経緯について「今年で契約が終わるというタイミングでクラブと話して、僕自身もう一度海外でプレーしたいという夢があるので、それを追うために、(エスパルスでのプレーを)今シーズンで終わることにした。日本代表でもう一度ワールドカップに行きたいので」とコメント。代表復帰を目標に、海外再挑戦を視野に入れていることを明かしていた。
そんな権田は、1月19日放送のスポーツ番組『すぽると!』(フジテレビ系)にも出演。自身の現状について、移籍先を探している段階であることを明かしている。くわえてイタリアでのプレーを最優先に考えているほか、ドイツも希望の行き先であることも明言した。
現在35歳の権田はFC東京、SVホルン、サガン鳥栖、ポルティモネンセと渡り歩き、2021年から清水でプレー。2022シーズンのJ2降格後も同クラブの正守護神として活躍し、今季はリーグ戦35試合でプレーし、J1昇格の立役者に。ただ10月27日の第36節・栃木SC戦から熊本戦まで3試合つづけて出番がなく、契約満了により退団している。
なお同選手は自身の去就にくわえて、「次世代のイチ押し選手」として清水所属のU19日本代表MF西原源樹を紹介。西原は2024年2月22日にJリーグのトップチーム公式戦に出場可能なユース選手(2種)として登録され、25日のJ2開幕節ロアッソ熊本戦で途中出場。クラブ最年少である17歳2か月9日でプロデビューを飾ると、2024シーズンはリーグ戦16試合の出場で2ゴールを挙げている。