カリム・アデイェミ 写真:Getty Images

 攻撃の核を担っていたジョージア代表FWクビチャ・クワラツヘリアが退団したナポリ(イタリア1部)はその後釜獲得に着手しているようだ。

 初年度からリーグMVPに輝き、クラブの優勝に貢献したクワラツヘリアだったが、ナポリとの契約延長交渉が難航。そして、17日に推定移籍金7000万ユーロ(約112億7000万円)でパリ・サンジェルマン(フランス1部)への移籍が発表された。

 ドイツ『スカイ・スポーツ』によれば、ナポリはクワラツヘリアの後釜としてボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)でプレーするドイツ代表FWカリム・アデイェミ(23)をリストアップしており、口頭でのアプローチを行ったという。

 移籍金は4000万ユーロ(約64億4000万円)前後とみられているが、圧倒的なスピードを武器に今季の公式戦12試合で5ゴール5アシストを記録しているアデイェミは今冬に移籍するつもりはないようだ。また、ドルトムントもチェルシー(イングランド1部)などからの関心が報じられている同選手を現時点で売却するつもりはないとのことだ。

 なお、ナポリはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)でプレーするアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョと、リール(フランス1部)でプレーするコソボ代表FWエドン・ジェグロバも引き続きモニタリングしているとのこと。今季のセリエAで首位に位置するナポリだが、元エースの穴を埋めることはできるのだろうか。