ラヤン・アイト=ヌーリ 写真:Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)は、19日に行われるプレミアリーグ第22節で日本代表MF三笘薫が在籍するブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(同1部)と対戦する。この試合に勝利すれば、11位まで順位が上がる状況となっている。

 イギリス『インデペンデント』によれば、今季途中からユナイテッドを指揮するルベン・アモリム監督はチームの戦術的なバランスを追求するために左サイドバックの補強にプライオリティを置いていおり、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)でプレーするポルトガル代表DFヌーノ・メンデスの獲得に興味を持っているという。

 スポルティングCP(ポルトガル1部)時代にアモリム監督とも共闘したメンデスだが、移籍金6000万ユーロ(約96億6000万円)に加えて、高額な年俸が必要に。選手売却が必須であることやPSGも残留を望んでいることから、ユナイテッドはその代替案をリストアップしているという。

 その候補がウルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド1部)でプレーするアルジェリア代表DFラヤン・アイト=ヌーリ(23)だという。ウルブスが下位に低迷しているなかで、アモリム監督は同選手の働きを高く評価しているようだ。

 2020年10月からウルブスでプレーしているアイト=ヌーリは豊富な運動力を活かした積極的な攻撃参加を武器に今季もプレミアリーグ20試合で3ゴール5アシストを記録。アルジェリア代表の主力にも定着している同選手の市場価値は3500万ユーロ(約56億3000万円)に見積もられている。