Aリーグ・メンのウエスタン・ユナイテッドに所属していたGKトーマス・ヒュワード=ベルが、J2リーグのモンテディオ山形へ移籍することが1月18日に発表された。すでに契約は締結されており、同選手にとっては初のJリーグでのプレーとなる。
27歳のヒュワード=ベルは昨2023/24シーズン、同リーグのシドニーからウエスタン・ユナイテッドに加入。リーグ戦22試合に出場、オーストラリアカップ3試合に出場し活躍していた。2023/24シーズンには複数の好パフォーマンスを見せ、同クラブのファン投票による年間最優秀選手(Fans’ Player of the Season at the WUFC Gala)に選ばれた実績を持っており、人気実力ともに申し分はなさそうだ。
ヒュワード=ベルは移籍の際に、ウエスタン・ユナイテッドでの2シーズンを振り返り、「クラブが与えてくれたすべての機会に感謝している」とコメント。また、「コーチ陣、スタッフ、チームメート、ファンが特別な場所を作り上げてくれた」と語り、クラブの成功を願う言葉を残した。
同クラブのフットボール部門ゼネラルマネージャーであるマル・インピオンバト氏も「ピッチ内外で素晴らしい存在だった。これからも遠くから活躍を見守りたい」と、ヒュワード=ベルへの感謝を述べ、今後のキャリアにエールを送った。
山形で新たな挑戦を迎えるヒュワード=ベル。オーストラリアで培った実績とファンからの信頼を背に、J2リーグでどのような活躍を見せるのか、母国オーストラリアからも高い注目が集まっている。