浦和レッズは、ブラジル1部ECジュベントゥージからDFダニーロ・ボザの獲得が決定的に。すでにECジュベントゥージの会長が移籍報道の内容が事実であることを認めているが、そんななか本人のSNS投稿にファン・サポーターの注目が集まっている。
同選手の去就を巡っては、ブラジルメディア『GZH』が14日に「日本国内クラブからオファーが届いている」と伝えると、ブラジル人ジャーナリストのヴェネ・カサグランデ氏は「ECジュベントゥージはボザを浦和に売却するための手続きを進めている。移籍完了間近であるため、同選手はボカ・ジュニアーズ戦のメンバーリストから外されている」と報道。
『ge』は17日に「ECジュベントゥージ会長はボカ・ジュニアーズ戦後、ダニーロの浦和移籍を認めた」などと伝えたほか、移籍金額については「現時点で明らかになっていないが、2025年12月まで残っている契約の解除金をカバーするものだ」としている。
浦和移籍が確実とみられるなか、ECジュベントゥージのファンアカウント『コルネテイロ・ジャコネロ』は18日、公式インスタグラムアカウントにダニーロの画像をアップするとともに、同選手に対して「日本での成功を目指してください」「ありがとう!」などとメッセージを送っている。
すると、ダニーロはインスタグラムのストーリーにて『コルネテイロ・ジャコネロ』の投稿を引用。コメントは残していないものの、この本人の投稿をうけて、ネット上では現地のファン・サポーターからは「ダニーロに感謝している!」「日本でもがんばれ!」などのメッセージが。日本では「浦和レッズ移籍確定演出」「公式発表のようなものだな」など、浦和移籍を確信する声が湧き起っている。
現在26歳のダニーロは、身長185cmで右利きのセンターバック。サントスやミラソウなどブラジル国内複数クラブを渡り歩くなか、2022年1月にミラソウからECジュベントゥージへ移籍。その後ヴァスコ・ダ・ガマへ期限付き移籍したが、復帰1年目の2023シーズンからリーグ戦全試合スタメン出場と、守備陣の中心選手として活躍。1部昇格に大きく貢献すると、2024シーズンもリーグ戦32試合でスタメン出場。チームを1部残留に導いた。