近年の移籍市場で大型補強を敢行しているチェルシー(イングランド1部)が、プレミアリーグのライバルクラブから主力選手の補強を画策しているという。
イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、今冬にウイングの補強を画策しているチェルシーはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)でプレーするアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョ(20)を獲得候補の1人に含めているようだ。
アトレティコ・マドリード(スペイン1部)下部組織出身のガルナチョは、2020年にユナイテッドの育成機関に移籍すると、2022年4月にプロデビュー。ドリブルテクニックの高さやシュート精度の高さを武器に今季はここまで公式戦31試合に出場して8ゴール5アシストを記録している。
そんなガルナチョにはジョージア代表FWクビチャ・クワラツヘリアがパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に移籍したナポリ(イタリア1部)もその後釜として関心を持っているとのこと。しかしながら、ユナイテッドを指揮するルベン・アモリム監督はここ数週間で同選手を評価していることから、売却を望んでおらず、巨額の移籍金を求めるようだ。
なお、チェルシーはガルナチョのほかにボルシア・ドルトムント(ドイツ1部)でプレーするU-21イングランド代表FWジェイミー・バイノー=ギッテンス(20)の獲得にも興味を持っているとのこと。バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)からの関心も報じられている同選手は今季のブンデスリーガ18試合で7ゴール4アシストを記録している。