初瀬亮 写真:Getty Images

 イングランド2部のシェフィールド・ウェンズデイが、J1リーグ王者のヴィッセル神戸に所属するDF初瀬亮と移籍合意に向けた交渉を行う予定だということが、1月17日にUKメディアで報じられた。16日にも、初瀬がシェフィールドに滞在していることが報じられている。

 シェフィールドのダニー・ロール監督は、初瀬がクラブと共にトレーニングを行っていることを認め、到着後すぐに好印象を与えてくれたと語ったようだ。同監督によると、近いうちに移籍合意に向けた話し合いが行われる予定だという。

 「初瀬はここ3日間滞在していました」「私たちは話し合いの場を設け、今後どうするか決めます。これまで彼は非常に良いトレーニングをこなしており、すぐにオープンな態度を見せてくれました。私のチームも彼を温かく迎え入れてくれました」

 「トレーニングではいくつか良いものを見せてくれており、今後はコミュニケーションを取りながら、ミーティングを行います。そして、最終的な決断を下すことになるでしょう」

 一方で初瀬には、元神戸のチームメイトであるMFルーカス・ポドルスキが所属しているポーランド1部グールニク・ザブジェが契約を目指していることや、ブンデスリーガのクラブが状況を注視していると伝えられており、今後の動向に注目が集まっている。